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この機会をお見逃し無く!~実務従事カンファレンス2008にあたり 2008.04.29

1.実務従事カンファレンス2008へ是非御参加下さい!

(1)実務従事事業への参加希望者はますます増加傾向です
 少し前になりますが、2005年度に中小企業診断協会にて行われました、資格更新のために必要な実務従事期間に関し、会員自身で満たすことができるかどうかについてのアンケートの結果が以下の通りです。

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 皆様もご存知の通り、2006年4月より中小企業診断士の資格更新制度の改正が行われ、必要な「実務従事期間」が9点→30点/5年に変更されました。本年は資格更新制度が導入されて3年目となり、上記グラフでいう「満たされない可能性がある」方の比率は現時点では上昇していることは間違いないと考えられます。

 また、制度変更の経過措置の適用者が減るに従い、実務従事事業への参加希望者が着実に増えてきています。1月に実施しましたマッチングの際には、更新手続期日が迫っている時期でもあり、一部の方からは案件の終了時期の問合わせなどを頂きました。

 確実に登録更新をするために、余裕を持って計画的に参加されることをお勧めいたします。

"中小企業診断士"の役割と支会の対応 2008.04.25

                                             城北支会長 青木 弘文

1.はじめに
 数年前に3次試験を終えて実習生が資格習得した時、「家族・親戚が赤飯を炊いて祝ってくれた。」又、取引先から"尊敬のまなざし"を受けたとお聞きした事があります。一方、この3月末に数名の会員から、「中小企業庁に休眠届けを行った」「診断協会を退会した」等の連絡を受けました。苦労して取得した中小企業診断士の資格を何故有効に活用できないのか?と感じています。そこで、診断士の役割と支会の対応について以下に述べさせて頂きます。


2.中小企業診断士の役割
 ①中小企業への支援
 第1の役割は中小企業診断士制度の趣旨に基づく、国・都道府県等の商工部門並びに中小企業支援機関と連携した中小企業支援活動の実践です。私は日頃城北地域の中小企業を巡回・訪問していますが、今、日本経済・産業を取巻く環境は大きく変化して中小企業経営は厳しい状況になっています。経営革新・企業活性化のための具体的提言と継続した支援ができる中小企業診断士が求められています。
 ②コンサルトとして大手・中堅企業での活躍
 第2の役割は大手・中堅・中小企業を含めた民間企業への積極的なコンサルト活動です。民間企業で取締役・役員・監査役、コンサルタントなどで活躍している会員も多くいますが、更に多くの会員が民間企業でのコンサルト活動を行って、日本の経済・産業の発展に寄与して頂きたい。
 ③企業内診断士の役割と実践
 第3は企業内診断士の役割です。最近は企業・団体・商店街などから中小企業診断士への期待が大きくなっていますので、勤務している企業並びに取引先、関連企業に対して、経営革新・業務改善の提言を行う事も可能になっています。又は土・日など休日を利用して地域企業・商店街支援活動を行う事も出来ます。更に診断協会・東京支部・各支会での活動も可能です。私も企業内診断士として20年間各種活動を行って来ましたが、企業内診断士の活躍を期待しております。

3.支会の対応
 東京支部においても会員が活動できる環境づくりに努めていますが、城北支会が行っている会員のための環境づくりの一端をご紹介いたします。
○チャレンジ賞を設定
 若手・企業内診断士が政策提言、論文投稿活動、協会活動に積極的に参加出来るように城北支会として"チャレンジ賞"を設置しましたので、ご参加をお願いします。
○企業経営者との交流、実務ポイントの取得支援を強化する
城北支会は台東区、荒川区、北区、板橋区、練馬区を活動の主体として、各区に診断士会があり、各区診断士会並びにNPO法人と連携して、企業内診断士が企業経営者と交流を行い、実務従事機会の提供を得るなど、会員のニーズに応じた実務従事機会の提供に心がけております。尚、各区診断士会は城北支会以外の会員も参加できます。

不易流行 2008.04.18

                                                                                                     城西支会長  岡田皓三


 「不易流行」とは、松尾芭蕉の俳諧思想の一つである。不易とは「万代不変、時代が変わっても変化しない特質」であり、流行とは「時代の変化にともなって変わり行く先端事象」といってもよい。1950年に東京の老舗企業50社によって創設された東都のれん会は、機関誌創刊号の巻頭言で次のように述べている。
 「伝統を尊ぶ心は古くさいと、今の若い人はよくいう。しかし、古くさいといわれる伝統には、古くさくなるまでの寿命があった証拠だ。新しいというのが今日の新しさなら、明日はもう古くなっている。毎日毎日の新しさを追ったのでは、いつになっても安定するときはない。根のない浮き草は一時栄えているかに見えても、ひとたび水に押し流されたら、行くへも知らず跡を失う。根の深いものほど幹がふとり、枝葉も茂る。寿命の長い道理である。寿命のない新しさに何の値打ちがあろう。世に太陽ほど古くして、しかも日々新しいものはない。伝統は重んじて磨くことによって、常に新しい光彩を発する。停滞して足踏みをするから古くさくなるのだ。新しい生命の吹き込みを怠ってはならぬ」(本山荻舟 「老舗企業の研究」横澤利昌編著 生産性出版より引用)。


 来年3月に創立50周年を迎える城西支会にとっても、以って銘すべきであろう。当支会の伝統を重んじ日々磨いているだろうか、停滞して足踏みをしていないだろうか、新しい生命の吹き込みを怠っていないだろうか、常に検証しながら前へ進まねばならぬ。
 当支会の抱えている最大の問題は、各部の主宰するイベントへの会員参加率が極めて低いことにある。会員数の多くて15%、平均8%~10%といったところであり、とくに比較的若く、入会履歴の浅い会員の参加率が低く参加メンバーも固定している。イベント企画の魅力度の問題もあるだろうが、時代の移り変わりによる会員ニーズの先端把握が十分になされておらず、その意味で新しい生命の吹き込みを怠っているのではなかろうか。580名団体の舵取りに大きな責任を持つ支会長として忸怩たる思いを抱かざるを得ない。


 創立50周年に向けて、今後「不易流行の支会運営のあり方」を追求してみたい。
支会運営での「不易」とは、企業経営での不易にあたる「品質重視」、つまり《コンサルティング・スキルの向上による役に立つ実力派診断士の育成》、同じく企業での「顧客本位」にあたる《フォア・ザ・クライアントの理念の徹底》、同じく「製法の維持継承」にあたる《先輩診断士からのスキルの継承》といったところだろうか。もちろん、企業での「従業員重視の理念」は、《会員重視》といった視点に置き換えて考えていかなければならない。
 一方、支会運営での「流行」とは、制度改正と公益法人の見直しといった環境変化を踏まえ、当然のことながら、《中小企業診断士としての自立意識の高揚》につながる施策の展開が求められる。マクロ経済の環境変化にともなう行政、各種経済団体等の施策転換に対応した《各区診断士会活動への支援の強化》、実務従事機会の開拓と《銭の取れる実力派診断士の育成》、支会そのものの情報収集等シンクタンク機能の充実による先端事象の把握と活動方向性の提示などが求められるであろう。