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2010.04.25
J-Net21「中小企業診断士の広場」の紹介

本特集の経緯

中小企業診断協会 東京支部 広報部

私たち中小企業診断士と関係が非常に深い、独立行政法人 中小企業基盤整備機構が運営している中小企業ビジネス支援サイト内には、中小企業診断士に向けたコンテンツがあります。

しかし、新しく中小企業診断士になった方や公共関係の仕事を普段されていない中小企業診断士の方の中には、こうした情報提供があることをご存じない方もいらっしゃるようです。

そこで、東京支部広報部では今回、独立行政法人中小企業基盤整備機構 広報課のご協力をいただき、中小企業診断士に向けたコンテンツである「中小企業診断士の広場」をご紹介いただくことにしました。

これを機に、ぜひ、東京支部に所属する中小企業診断士の会員の皆様に、このコンテンツを活用いただければと思います。

J-Net21「中小企業診断士の広場」の紹介

寄稿:独立行政法人中小企業基盤整備機構 広報課

◎「中小企業診断士の広場」とは

2010_04_25_column_sagawa01.jpg 中小企業基盤整備機構が運営する、中小企業ビジネス支援サイト「J-Net21」(http://j-net21.smrj.go.jp/)では、公的機関による支援施策情報を中心に、中小企業の経営に役立つさまざまな情報提供を行っています。

2010_04_25_column_sagawa02.jpg 想定している主な利用者は、中小企業者、および、中小企業を支援する者で、中小企業支援者の中核として活躍する中小企業診断士(以下、「診断士」)に向けたコンテンツとして「中小企業診断士の広場」(以下、「診断士の広場」http://j-net21.smrj.go.jp/know/s_hiroba/)を展開しています。

 「診断士の広場」がスタートしたのは、2007年。立ち上げ時、そして現在も中小企業診断協会が企画・編集に携わっており、診断士に関連する最新の情報、最新の動向を知ることができます。また、当初は、診断士の業務紹介を中心としていましたが、診断士等のニーズを踏まえ、研究会への参加やネットワークづくりなど日常取り組んでいる事柄にまで幅を広げ、業務に役立つツールや参考となる書籍、診断士の卵である受験生に向けた情報、診断士のブログの紹介など、まさに「広場」の名にふさわしい、診断士に関するさまざまな情報を提供しています。

◎求められている診断士像、なりたい診断士像が見える

 これら情報が満載の「診断士の広場」から見えてくるのは、「求められている診断士像」と「なりたい診断士像」です。

■レポート 中小企業診断士の仕事

 診断士の多岐にわたるコンサルティング業務を中心に、最近では、女性診断士の活躍、独立のきっかけやその経緯、内閣府が推進するワークライフバランス支援など、業務の発展の方法、最新支援の展開の仕方などを紹介しており、自身の業務に役立つヒントが得られます。

■中小企業診断士トップランナー訪問

 独立して、診断士として、また経営者としても活躍されている診断士の方々をインタビューしています。資格取得のきっかけ、資格の活用の仕方、診断士業務のポイント、そして、新しく診断士になる方に期待することなど、求められる診断士像を体現している方々の「生」の声をお届けしています。

■中小企業診断士に期待する

 一緒に仕事をしたことのある、あるいは仕事を依頼したことのある経営者、行政関係者、他士業専門家の方などから、診断士の印象や要望などをうかがっています。求められている診断士の姿だけでなく、今後、診断士の活躍が期待される分野やその可能性が見えてきます。

■目指せ!中小企業診断士

 診断士の卵、受験生に人気のコンテンツです。受験期に見失いがちな「なぜ、診断士を目指すのか」という問いや、「どんな診断士になりたいのか」に目をむけた内容は、受験生だけでなく、現役の診断士にとっても示唆に富む記事となっており、原点に立ち返ることで、日々の業務につながる新たな視点やヒントが得られます。

■診断士カレイドスコープ

 昨年度からスタートしたコンテンツで、研究会や勉強会の活動など診断業務にとどまらない診断士の活動を紹介しています。研究会や勉強会などのネットワークを通じて得られる情報は、診断士にとって不可欠ですが、診断業務を支えるネットワークづくりのポイントや、業務への活かし方などを知ることができます。

 また、これら取材やレポートのほかに、業務に役立つツールを紹介する「使えるコンサルティングツール」や、診断士自身が読み、業務の参考としている書籍などを紹介する「メディアを診る」といったコンテンツも提供しています。
 さらに今後は、企業内診断士の立場、役割、活躍などにも範囲を広げて紹介していく予定です。

◎診断士に人気のコンテンツ・業務に役立つコンテンツ

 「診断士の広場」のほかに、診断士の興味・関心が高いコンテンツには、独自の発想や技術が光る中小企業を取り上げた事例「元気印中小企業」(http://j-net21.smrj.go.jp/well/genki/)や、200種以上の業種に関する業界動向や立ち上げ時の留意点などをまとめた「業種別スタートアップガイド」(http://j-net21.smrj.go.jp/establish/startup/)があります。

 また、補助金などの資金に関する施策情報が検索できる「資金調達ナビ」(http://j-net21.smrj.go.jp/srch/navi/)や、経営課題に関するFAQがまとめられた「ビジネスQ&A」(http://j-net21.smrj.go.jp/well/qa/)も、実際に使って業務に役立てているという声をよく聞きます。

■資金調達ナビ

2010_04_25_column_sagawa03.jpg 「資金調達ナビ」は、省庁や全国の都道府県、支援センターなどの公的機関のサイトに発表されている補助金などの資金に関する情報を集めたデータベースで、募集中の資金情報を資金調達の目的、方法、都道府県別に検索できるようになっています。

■支援情報ヘッドライン など

 支援施策情報に関するコンテンツには、以下のものもあり、併せて活用すると、ほぼすべての情報を網羅できるようになっています。 ・支援情報ヘッドライン(http://j-net21.smrj.go.jp/headline/)  イベント・セミナーの情報も含め、最新の支援施策情報を入手できます。 ・ここに注目!中小企業支援施策(http://j-net21.smrj.go.jp/know/guideBook/)  当該年度の重点施策を詳しく紹介しています。 ・支援情報ナビ(http://j-net21.smrj.go.jp/know/shisaku_db/)  資金以外の支援施策も含め、国、都道府県、政令指定都市の公的支援施策を集めたデータベースです。

■ビジネスQ&A

2010_04_25_column_sagawa04.jpg ご存知の通り、さまざまな経営課題に「専門家が回答」と謳われている「ビジネスQ&A」は、中小企業診断協会に所属している診断士によって執筆されています。診断士になりたての方、また、他の診断士の見解の参考として利用されています。

◎診断士像をつかむコンテンツから、自身が使って紹介するツールへ

 診断士の意見・感想からは、「診断士の広場」で、診断士に関する最新情報や動向、診断業務のヒントを得ながら、「元気印中小企業」や「資金調達ナビ」を情報ソースやツールとして業務に活用するといった利用状況が見えてきます。

 また、自身が使っているコンテンツを、診断している企業の経営者におすすめしているという話もよくききます。

 ただし、こうした中小企業向けの情報が入手できるサイトを「知っている」だけでは「使えない」のが実態で、中小企業者の利用が高まるには、その「使い方」が重要となります。

 そうした「使い方」までを含めて経営者にお伝えできるのは、中小企業の経営課題の解決に、公的機関が実施している施策を上手に役立てる「橋わたし」をする診断士等の支援者です。

 「診断士の広場」をはじめ、J-Net21を情報ソースやツールとして、使いこなしながら、その「使い方」を診断業務の一つとして伝え、中小企業者につなげていく。診断士の広範囲に及ぶ活動のなかで、業務に応じながら、さまざまな場面で、J-Net21をうまく活用していただきたいと思います。

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