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2011.09.29
「第5回専門家と共に考える"災害への備え"実践編」に参加して

「第5回専門家と共に考える"災害への備え"実践編」に参加して

中小企業診断士による災害復興支援について

東京支部地域支援部 中村 稔

 

 さる7月15日(金)に災害復興まちづくり支援機構の主催で、東京都庁において東日本大震災復興支援シンポジウムが開催されましたので、その概要をご報告いたします。

 

1.今回のシンポジウムの特徴について

 3月11日に発生した、マグニチュード9.0の東日本大震災を受けて、今までのように首都直下型地震を想定した対応策を考えるだけではなく、東日本大震災では各士業がどのような支援活動を行ったきたか、これから行うのかということが中心テーマとなりました。そのため、プログラムは以下のとおりでした。

 第1部:専門家による東日本大震災復興活動支援報告

 第2部:東日本大震災から見えてきた首都直下地震への対応

 第3部:災害復興まちづくりと専門家の役割

 第3部は災害復興まちづくり支援機構の代表委員であり、明治大学特任教授でもある中林先生の報告と提言でしたが、第1部と第2部には中小企業診断協会東京支部地域支援部副部長の藤田千晴会員が登壇し、熱弁をふるわれました。

 

2.中小企業診断士の復興支援活動報告について

 第1部では、弁護士をはじめとする各士業が東日本大震災の復興支援としてどのような活動を行っているかという報告が行われましたが、中小企業診断協会東京支部の活動については、藤田千晴会員から今後の予定も含めて以下の活動が報告されました。

東京支部常任理事会における支援決議

緊急措置特集や震災対応ハンドブックの作成と配布

都内の避難所における相談会支援

被災地における支援機構との協調

現地相談員の派遣事業の募集

商店街や町内会などと連携した被災地農産品の即売会の実施

防災グリーンツーリズムの強化

都市復興模擬訓練への参加

BCP関連セミナーへの支援(他)

 藤田会員の報告は、他士業の報告に較べ要領よく簡潔にまとめられており、その内容と話し方は多くの聴衆に絶賛されていました。

 東京支部では、災害復興支援活動は災害復興まちづくり支援機構と連携して行うことを機関決定していますから、どのような支援活動を行っているのかは支援機構の陰に隠れがちで、私たち会員からでも見えづらいのですが、このようなシンポジウムにおいて、他士業にはできない復興支援を数多く行っていることを知り、中小企業診断士の使命を強く感じました。

 

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