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2012.04.02
さらなる飛躍に向けて

さらなる飛躍に向けて

          

           一般社団法人 東京都中小企業診断士協会 

           会長 小出 康之

 

 53年前の1959年(昭和34年)3月14日に現在の東京支部は発足しました。初代の支部長は宮崎藤次郎様でした。その後の我が国経済の数多の変化の節目を経て東京支部は今日に至り、本年4月からは一般社団法人東京都中小企業診断士協会として法人化され、発展的に再発足いたします。この機に臨み、53年の東京支部を担ってくださった数多くの役員や支えて下さった会員など先人の皆様のご尽力に厚く感謝申し上げる次第です。また、新法人発足に際しては、1年にも及ぶ定款案の作成、さらには規程類の整備に多くの会員の力添えを得ました。重ねて御礼を申し上げます。

 

 法人化後も中小企業診断士の基本的な役割と機能は変化がありませんが、中小企業診断士が新たな仕事の機会などに遭遇するであろうことは間違いありません。「中小企業と共に明日を拓く中小企業診断士」をスローガンに、中小企業経営者・幹部・従業員及びその家族、中小企業診断士とその家族が「感謝・感激・感動」を共有できる協会を目指します。もとより協会単独ではできませんので、従来に増して協調させていただく公的機関始め中小企業支援機関の皆様のご協力が必要です。よろしくお願い申し上げる次第です。

 

 今回の法人化により、従来は別々の個性ある6つの支会が支部として一体となり、中小企業のお客様に現場と本部機能が一体となった総合力を発揮できる会員数4,000人の組織となります。新法人は、研究会、同好会、懇話会、中小企業診断士会、マスターコース、連携するNPOや一般社団法人、株式会社など約200を超える研鑚と仕事のネットワークを擁する組織となります。会員は、どこの支部に属していても横断的にどの会合にでも出席できる拡がりを持つこととなります。新法人の全体像については、RMCニュースの昨年12月号、本年1月号、3月号、及びホームページに掲載される定款をぜひご覧になって下さい。

 

 一方では、組織が大きくなることにより予期しない課題が出てくることも考えられます。私共は移行後の24年度は、文字通り「移行期=軟着陸期」と位置付け、より理想的なフィリップ・コトラーの「トータル・イノベーション・システム」が実現された組織になるべく課題を発見し、改善・改革努力を続けていく所存です。「改革は急げば失敗する」の鉄則に則り着実に将来に向けて進めていきたいと思います。会員の皆様のご協力が必要です。

 

 今、私たちの前途には、新発足した協会に対する未知の期待が横たわっています。この期待に応えて、将来を担う後続世代のために確かな道を作ることが求められています。道は少数ではできません。多くの皆様と歩いた跡が道となり、後から続く人たちが通りやすくなります。私たちには進む道しか残っていません。後退せず、ともに前進するきっかけが新法人の誕生です。さらなる飛躍に向けて進もうではありませんか。

 

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