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2017.11.29
【TOKYO SMECA知恵袋】目指せ、独立診断士!

201712_9.jpg~そろそろ独立診断士~

能力開発推進部

 先月から連載が始まった「目指せ、独立診断士!」No.3をお届けします。今回は、退職前にやっておきたいこと、そして円満退社の心得をお伝えします。

1.退職の意思を伝える
 独立して自分で仕事を獲得していくなら、プロとしての信用・信頼が必須となります。勤務先との関係をこじらせることなく円満退社することは、その第一歩です。退職の意思と時期を伝える前に、退職希望日は問題がないか、引き継ぎ期間は十分か、よく検討しましょう。独立すると決意すると、とかく勇み立ってしまい、引き継ぎが不十分なまま退職してしまうことがあります。すると勤務先には、自分勝手に辞めていった人、という印象だけが残ります。
 また、あたり前のことですが、勤務先に話す前に、必ず家族の同意を得ましょう。一度は「退職、独立します!」と宣言したものの、「家族に反対されたので、やっぱり独立は見合わせます。」では、結局会社に残っても、独立宣言撤回の事実と評価はずっとついて回ります。
 勤務先に退職希望を伝えるときに、併せて独立・起業することも伝えるか否かは、ケース・バイ・ケースです。診断士の資格取得を目指していた時に、会社が好意的であったならよいのですが、そうではなかった、またはこの資格について知られていないという場合は、伏せておく方が賢明かもしれません。独立後の仕事に誤ったイメージを持たれて警戒され、退職までの期間、勤務中に情報収集や起業の準備をしているのでは、と疑われる恐れがあります。
2.退職までの過ごし方
1)引き継ぎと完了報告書の作成
 退職後に「引き継ぎをきちんと行わずに辞め、会社に損害を与えた。」とあらぬ悪評を立てられないためにも、引き継ぎ内容を全て文書化した完了報告書を作成します。2通作成して上司の署名をもらい、1通は自分の控えとして持ち帰りましょう。
2)資料の返却、データの消去
 会社の機密情報、顧客の個人情報など、紙の場合は残らず上司に渡し(または廃棄し)、パソコン内のデータは定められた手順で消去します。これについても完了報告書を作成し、機密情報、個人情報を持ち出していないことを証明してもらいます。
3)退職までの振る舞い
 退職までに独立準備も並行して進めていると、つい本来の業務がうわの空になってしまうことがあります。特にこの期間は自分をこれまで以上に厳しく律し、誰からも、最後まで誠実に勤め上げたと思ってもらうことが肝要です。
3.勤務先は顧客第1号
 独立すると、組織の後ろ盾なく全ての責任を背負っていくことになります。たとえ今後勤務先と関わることがなさそうでも、自分の顧客第1号だと思い、プロとして関係者と相対し、責務を全うする。その姿勢が、この先あなたの独立診断士としての、土台となるに違いありません。

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