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2018.09.29
【TOKYO SMECA知恵袋】診断士としての商品価値を上げる~頑張れ独立診断士~No.4

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能力開発推進部

 TOKYO SMECA知恵袋 シリーズ「診断士としての商品価値を上げる」の第4回は、中小企業診断士の仕事の中で大きな位置を占める、講師業についてご紹介します。


1.公的団体などのセミナー講師
 中小企業振興公社や商工会・商工会議所、自治体などが開催するセミナーは、診断士が最も得やすい登壇機会のひとつでしょう。ただ、個人で主催者へ直接売り込みに行っても、たいていは失敗します。講師仲介業者による斡旋、または先輩診断士の紹介がまずは入り口です。多くの診断士を講師として抱えている仲介業者がいくつもありますので、そこへ講師登録をし、登壇の依頼を待ちます。また、先輩診断士からの紹介を受けたければ、先に講師としての力量を認めてもらわねばなりません。研究会などで登壇実績を積み、「講師力が高い診断士だ」「安心して推薦できそうだ」と認識してもらいましょう。


2.企業の社内研修講師
 企業の社内研修講師の依頼獲得には、大きくは次の3つのパターンがあります。
  ①顧問契約先企業からの、社員向け研修の依頼
  ②上記1のようなセミナーに参加した経営者からの、社員にも聞かせたいという依頼
  ③企業研修請負事業者からの受託
 紹介を受けやすいのは③の、企業から新人研修や幹部研修を請け負う事業者の派遣講師の仕事です。ただ、研修内容やテキスト、タイムテーブルがあらかじめ決められており、自由度が低く独自性を発揮しづらいのが難点です。報酬も、①や②とは比較になりません。
 診断士としては、できれば②、そしてゆくゆくは①をめざしたいところです。


3.大学の非常勤講師
 診断士としてのブランドを高める目的上、大学の講師職は大変魅力的ですが、この職を得るには人脈が必須です。講座を担当していた診断士が退任に際し後任を探している、別の講座で講師の欠員があり大学から頼まれて探している、などの事情で、他の診断士から声をかけられる場合が大半です。診断士人脈でなく自身の前職の人脈で依頼される人もいますが、きわめて専門性の高い職種であったか、大企業の上級役職者であった人に限られます。


4.仕事が舞い込む講師になるには
 講演・講義が依頼者(主催者や雇用主など)にとって満足のいくものでなければ、次の話はないと言っても過言ではありません。そして依頼者は例外なく、参加者の評価に敏感です。参加者の満足度が低ければ、もちろん依頼は継続されません。それだけでなく、その良くない評判が伝わり新規の依頼獲得にも影響を及ぼします。逆に参加者から高評価を得ることで、「○○でのセミナーが好評だったと聞いたので、今度ぜひうちで」などと新たな仕事につながる機会が生まれます。ひとつひとつの依頼を大切に、真剣に取り組むことが、自然に仕事が舞い込む講師への早道だといえるでしょう。

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