| 東京支部が協賛する関連機関のイベント報告 | 2009.12.26 |
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東京支部が協賛する関連機関のイベントのうち、「中小企業総合展2009 in Tokyo」「第12回産業交流展2009」および、「十士業よろず相談会」が、2009年秋に開催されましたので、活動報告をいたします。
★「中小企業総合展2009 in Tokyo」報告
11月4日(水)~6日(金)の3日間、「中小企業総合展2009 in Tokyo」が、東京ビックサイトにおいて開催されました。中小企業者は販路開拓の重要な手段として展示会に参加しマッチングを行っています。
中小企業診断士としては、展示会の内容を中小企業経営者にご紹介する必要がありますし、来場者への経営相談を行って中小企業診断士の存在をお知らせする必要もあります。
東京支部として、主催・共済・後援の支援機関コーナーにブースを設け、能力開発推進部と広報部が運営・相談にあたりました。
【史上最大の来場者】
3日間の「中小企業総合展」への参加者は46,437名であり、昨年の来場者34,744名に比べて33%UPとなり大盛況でした。これは本年は、「第12回産業交流展2009」および「東京国際航空宇宙産業展2009」が同時開催となり、3展示会が同じ会場で開催されたために相乗効果があり来場者が増えたものと思われます。
主催は独立行政法人中小企業基盤整備機構、共催は中小企業庁、関東経済産業局、後援は中小企業診断協会を含む中小企業関連団体の18団体です。
【開催内容】
製品・商品が新規性・独創性、市場性等で評価を受けた中小企業、また、各種中小企業支援策の認定を受けた、いずれも優秀な中小企業者が全国から約500社超に及び、約600ブースに集結しました。
「中小企業総合展」と「産業交流展」の違いは、「中小企業総合展」は全国の中小企業者が一堂に会しますが、「産業交流展」は関東圏のみの中小企業者が参加しています。
【特別講演】
会期中10:30~12:00に特別講演がメインステージにて開催されました。オープンスペースには100名を超える聴衆が集まり熱心に聴いていました。講師は、第1日目はアサヒビール(株)名誉顧問中條高穂氏、第2日目に元サッカー日本代表釜本邦茂氏、第3日目は(株)藤巻兄弟社代表取締役社長藤巻幸夫氏でした。
特別プログラムとして、出展社紹介映像をエンドレスで放映していました。巡回するカメラクルーに向かって、1分間で自社製品等のプレゼンテーションを行います。収録した映像は、会場内の4ヶ所のモニターで放映されており、来場者が広い会場を歩きまわるのは疲れますので、求める企業探しに役立つと喜ばれていました。なにより賑わいを演出する効果をあげていました。
【来場者が選ぶ「ベストプレゼンテーション賞」表彰】
来場者に「印象に残った企業」、「展示がよかったブース」、「説明がよかったブース」を投票していただき、最終日に投票集計結果により、最優秀賞はじめ優秀賞6社がメインステージにおいて表彰されました。
【東京支部の対応】
東京支部では、能力開発推進部員と広報部員が協力して運営・相談員を務めました。
初日は開場とともに、診断協会の案内チラシを各出展社コーナーへ配布し、診断協会のPRに努めました。
東京支部コーナーへは60余名の方が立ち寄り、うち9件の相談に応じました。個別の相談内容については機密になりますが、「製品を見せると素晴らしいと褒めてもらえるが売れない。どうしたら売れるようになるのかを教えてほしい。」「特許の申請を考えているが、特許を申請すると公表されてしまうので、申請しない方がよいと聞いたが、どうすれば良いのか教えて欲しい。」「診断士試験を5科目は受かったが残りを来年必ず合格するにはどうすればよいのか」等の多様な相談に、誠実にアドバイスさせていただきました。
東京支部のブースが、主催・共済・後援の支援機関コーナーに設けてあるために、関連機関との貴重な情報交換の場となりました。
その他、診断士の方々も全国支部から来場され、ブースにも立ち寄っていただきました。
また、メインステージ端の施策PRコーナーにパンフレット置場があり、そこへ診断協会のパンフレットを配置したところ、2日目には無くなっていました。PRするのであれば次年度はさらに部数を増やしてもよいと思われます。
また、ブースに掲示するポスターが文字中心で大きな会場内では見栄えがしないということも検討が必要と感じました。
★「産業交流展2009」報告
「第12回産業交流展2009」が「中小企業総合展2009 in Tokyo」と同時開催されました。今回は「東京国際航空宇宙産業展2009」も同時開催となり、中小企業による国内最大級のトレードショーといわれるだけに、3日間の「第12回産業交流展2009」への来場者は62,774人(主催者調べ)にのぼりました。
【主催・後援】
主催は産業交流展2009実行委員会(東京都および東京商工会議所ほか都関連諸団体で構成)。後援は(社)東京工業団体連合会、(独)中小企業基盤整備機構関東支部、東京信用保証協会、東京都中小企業投資育成株式会社、および埼玉県、千葉県、神奈川県ほか関係の政令都市等連携県市でした。
【出展企業】
出展企業は東京都内を主体に関東地域内の中小企業者816社で、昨年比116%となっています。業種構成は、機械・金属23.5%、情報15.8%、環境11.8%、医療・福祉6.6%、その他42.3%(全国新エネルギー及びロボット技術・製品展示参加企業、デザインマーケット参加企業海外企業、首都圏テクノネットワークゾーン、参加企業、支援機関等の合計)でした。
【特別講演】
東京大学大学院 伊藤 元重教授による講演「日本経済の新たな視座」ほかが行われました。
【出展者プレゼンコーナー】
出展者による自社製品等のプレゼンテーション
【全国新エネルギー及びロボット技術・製品展示ゾーン】
日本全国から優れた中小企業等が集結、先進的な製品や技術を展示。
【同時開催イベント】
○東京都ベンチャー技術大賞授賞式(11月6日)...開催最終日にノミネートされた12社から今年度の東京都ベンチャー技術大賞が選ばれ、出席の石原都知事より表彰を受けました。その他期間中、以下のイベントが同時に開催されました。
○「首都圏テクノネットワークゾーン」...公設試験研究機関や企業の研究成果を展示
○「東京デザインマーケット」...企業とデザイナーの出会いの場としてデザイン企業が自社デザインの製品を展示
○「八都県市合同商談会」...首都圏内に所在する企業の合同商談会
東京支部は支援ゾーンの一角にブースを設け、能力開発推進部員と広報部員が運営ならびに無料相談を担当しました。開催初日は診断協会の業務内容を記載した案内リーフレットを手分けして出展ブース責任者へ配布しPRにつとめました。期間中、当ブースにはおよそ40名の方が立ち寄られ、うち8件の相談に応じました。また、支部ブースの両隣りはそれぞれ東京商工会議所「経営力向上TOKYOプロジェクト実行委員会」、東京都中小企業団体中央会であり、相互に交流を行いました。
【来場者の声】
中小企業による国内最大級のトレードショーの賑わいのなか、「産業交流展」の会場で、来場者に来場目的や、会場を見ての感想などを直接うかがってみました。
以下はその収録です。
〈来場目的について〉
○「たまたま新聞でこの催しを知り、来場者へのアピールの仕方など、自社が出展する準備のため参考にしたくやってきました。類似業種を見て歩いています。」
(人材ビジネス業、30代/男性)
○「仕事のネタ探しで来場。一通り回ったが、これからそのなかで面白そうなブースに絞り、もっとじっくり見るつもり。」(ソフト開発、40代/男性)
○「情報収集とパートナー探しを目的に来場した。面白そうな企業が見つかったが、もっと吟味したい」(システム開発、40代/男性)
○「親会社が大々的に出店しているので見ておいて仕事に役立てたい。興味があったのは異業種、特に傘にまで印刷できる会社には感心しました。」(IT企業、30代/女性)
○「自社の物づくりに役立ちそうな情報収集を行っている。ある塗装会社に興味をもった。」(アイデア商品企画、製作はすべて外注、60代/男性)
〈会場を見ての感想〉
○「出展ブースの多さに驚いた。事前に勉強してくるべきだった。」(楽器会社、50代/男性)
○「ブースは社名だけでなく、会社の特長を端的に表示して欲しい。出展企業の特長を知るのに時間がかかる。キラリと光る企業は(これだけ出展社が多くても)見当たらなかった。」(企業コンサルタント、60代/男性)
○「展示会の影響力はすごいですね。東京国際航空宇宙産業展2009に出展していますが、隣りのブースの技術開発が進んでいて、自社のお客様を招待したところ隣りの技術に興味を示していて、寂しいです。」(製造業、50代/男性)
「十士業よろず相談会」報告
【贅沢な相談会】
東京の十士業による「第15回暮らしと事業のよろず相談会」が、10月3日、霞が関の弁護士会館で行われました。
この会は「東京弁護士会」の広報部が発起人となって集まったもので、現在は「東京司法書士会」「東京税理士会」「東京都社会保険労務士会」「東京土地家屋調査士会」「社団法人中小企業診断協会東京支部」「東京都行政書士会」「日本弁理士会関東支部」「日本公認会計士協会東京会」「社団法人東京不動産鑑定士協会」が加わり十士業となっています。
「よろず相談会」では、どなたでも、十士業の中から希望の士業を選び、個別に相談を受けることができます。複数士業による相談もOK、しかも"無料"と、何とも贅沢な相談会です。
今年は161件の相談がありました。そのうち105件は、複数の士業で同時に相談を受ける"合同相談"でした。
また、特別同時開催として「士業説明会」が行われ、一般の方々に士業の仕事を知ってもらうためのPRが行われました。
【今年の幹事は弁護士会】
会場は弁護士会館の2F・3Fのフロアを広々と使って開催されました。2Fの会場では、ワンフロアに見渡せるように相談テーブルを設置し、3Fでは各士業の説明ブースとPR映像の上映が行われました。
複数士業による合同相談を推進すべく、会場のレイアウトにも工夫をされたとの事です。相談は原則事前予約制であり、我々も時間厳守で動きました。また、番号札配布等の工夫もされていました。オペレーションが成功していたと思います。
【中小企業診断士のPRは?】
我々中小企業診断士には、3件の相談がありました。件数が少なく寂しいところですが、3件とも「創業」に関する相談であったことは、中小企業診断士の認知度が浸透していることの表れであり、嬉しい限りです。
3Fでは8つの士業がPR映像を持ち寄って上映しました。どれも洗練された映像で好印象でしたが私としては、特に、弁理士会の映像は、秀逸なコメディ仕立てで目が離せませんでした。残念ながら、診断士会はPR映像がありませんでした。寂しいことです。映像ツールに限る話ではありませんが、我々診断士も効果的なPRを考えて行く必要があると強く感じました。
【もっともっと盛り立てよう!】
「よろず相談会」は、士業間の交流という側面では大いに成功していると思いましたが、一般へのPRについてはまだまだ工夫の余地があると感じます。区役所などへのビラ配布は一定の効果がありましたが、ビラのデザインも分かりやすく工夫する余地があります。
我々は5年後に幹事を務めます。回を追う毎に素晴らしいイベントにしていきたいものです。(広報部)