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経営力向上大会に参加して─ 経営力向上TOKYOプロジェクト ─ 2010.11.28

 

東京支部経営力向上プロジェクトメンバー

 

 1026日、経営力向上TOKYOプロジェクト"経営力向上大会"が東商ホールで開催され、それに参加しましたので、その概要を報告します。

 まず、当実行委員会委員の山手 斉氏(東京都産業労働局商工部長)が開会挨拶され、続いて以下の実態報告、基調講演およびパネルディスカッションがありました。

1.経営力支援事業利用企業の実態報告

 当委員会事務局の藤田善三氏(東京商工会議所 中小企業部課長)から、平成21年経営力向上支援事業利用企業の実態報告(概要版)がありました。

 主な内容は利用企業の属性、分析方法および分析結果でありました。特に分析結果では、7つの分野(戦略、財務等)において、「2期黒字企業」が主に実行している項目(28項目)について紹介がありました。SWOT分析では、中小企業診断士が診断先企業についてまとめた診断報告書に関して、強み・弱み、機会・脅威を分析した結果の紹介がありました。まとめとして、平成21年度支援事業からみた経営力向上に必要な取組み案が7項目にまとめられています。

2.シンポジウム

1)基調講演

 (株)一柳アソシエイツ代表取締役の一柳良雄氏が「混迷する時代の中小企業経営のあり方」と題して基調講演をされました。

 一柳氏は通産省入省後、近畿通産省局長、総務省審議官等を歴任され、退官後、(株)一柳アソシエイツを設立し、コンサルタント業務を手がけられています。

 印象に残った話は、優れた経営者の共通点として、①夢や目標をもつ、②目標ー現実のギャップに知恵とガンバリで対応する、③人間力、の3項目。また、ベンチャーが大企業に勝つには、①スピード、②情熱、③失敗をおそれない、の3項目。

2)パネルディスカッション

 パネリストとして、(有)蔵家 専務取締役の浅沼清子氏、興和サイン(株)代表取締役の高橋芳文氏、(株)相馬光学 代表取締役の浦信夫氏、(社)中小企業診断協会東京支部の経営力向上プロジェクトリーダー・小黒光司氏の4方、および一柳良雄氏がコーディネータとして行われました。

 浅沼清子氏は世界中から探し求めたワインや日本酒・焼酎にもこだわり、個性ある魅力的な店づくりに取組んでおられます。高橋芳文氏は店舗の看板の企画制作を営み、看板誘客術、エンターテインメント看板の第一人者と言われるほどの活躍をされています。浦信夫氏は「光分析のベストパートナー」を合言葉に環境・農畜産分野での創造性豊かな製品作り(光分析装置等)を目指されています。各々の方から事業経験に基いた上での発言を聞くことができ、有意義でした。

 本大会では、実態報告、基調講演およびパネルディスカッションで貴重な話を聞くことができ、今後の中小企業様への支援にも、活かしたいと思います。(文責:安藤 一彦)