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中小企業診断士に相談して良かった! - 「第16回暮らしと事業のよろず相談会」「第13回産業交流展2010」「中小企業総合展2010 in Tokyo」 2010.12.29

中小企業診断士に相談して良かった!

 

 困ったときの相談相手として弁護士や税理士を思い浮かべる人が多いのが現状のようですが、少なくとも経営者ならば中小企業診断士に相談しようと思っていただきたいものです。そうなるように働きかけなければいけません。

 11月に行われた「第16回暮らしと事業のよろず相談会」「第13回産業交流展2010」「中小企業総合展2010 in Tokyo」では、中小企業診断士がどのくらい頼りになるかを、多くの方に知っていただくための活動を行いました。 

 

 ◎「第16回暮らしと事業のよろず相談会」

 平成22116日、新宿駅西口広場イベントコーナーにて開催されました。

 この会は東京弁護士会が発起人となって始まったもので、毎年、十士業が持ち回りで幹事を務めています。今年は東京司法書士会が担当しました。昨年までは弁護士会館で行われていましたが、今年は新宿駅西口広場になり、昨年まで行なわれていた予約制を取りやめ、通りがかりの方に立ち寄っていただくスタイルに変わりました。

 開始時刻は10:30でしたが、1時間も前から行列ができ始め、受付開始時にはちょっとした混乱も起きるほどの盛況ぶりで、受付開始後5分も経たないうちに人気の士業には待ち行列ができました。受付にて相談のカテゴリーを伺い、適切な士業へ案内するのですが、内容に関わらず「弁護士をお願いします」という相談者が少なくありません。また、相談時間が30分と限られていますが、それでは満足できないのでしょうか、相談を終えて再び並んで受付・相談を受ける人も見受けられました。通りがかりの多くの人々が飛びつくように相談する姿を見て、様々な悩みを抱えつつ相談先を求めている状況に驚かされました。

 

 中小企業診断士には、その特性上、一般の方向けの無料相談会で経営相談はそんなに来ないだろうとの予想はありましたが、5件の相談がありました。相談内容のうち、1件は同業に近い「ターンアラウンダ」の方で、中小企業診断士との協業をしたいとの相談でした。

 制限時間30分の枠を大きく超えて、思いの丈を目一杯話され、満足された様子でお帰りになりました。もう1件は、整体業を営む若い経営者で、新規顧客・リピータの増加を狙った集客方法の相談でした。中小企業診断士ならではのアイデアや事例に「なるほど」と感心していただきました。

 相談者が相談してどのように感じたのかをアンケート調査し集計したところ、次のような結果がでました。「解決の目安がついた」と「参考になった」を加えると89%になり、相談して良かったと感じていることがわかります。

 

解決の目安がついた 78人 (37%)

参考になった 111人 (52%

あまり役に立たなかった      6人      (3%)

その他          6人      (3%)

無回答          11     (5%)

 

P04.jpg 加えて、中小企業診断士の合同相談を受けた方のアンケートには、「悩んでいたことがはっきりしました。答えが理解しやすいのでメモもうまく書けました。」とのお礼の言葉が書いてあり嬉しく思いました。

 多士業合同相談会は、最近では豊島区などで行われているとのことで、さらに他の地域にも広がる状況にあるとのことです。社会的に要望の多い合同相談会ですが、中小企業診断士としては、こうした場面を通じて他士業との交流を行い、その後の業務上でも互いに協力して、仕事の幅が広がる可能性がありますし、中小企業診断士にできることが何なのかを知る人が増えることに繋がると思います。

 今回の幹事である東京司法書士会では独自の運営方法を考え、相当に打合せを行ったとのことです。次に中小企業診断協会東京支部が幹事となるのは4年後の平成26年です。 その時までに他士業との協力体制をとり、今回の運営の反省点の一つである受付の混乱を解決するシステムづくりなど、解決しなければいけない課題はたくさんありますので、中小企業診断士の皆様のご協力をお願いいたします。

 

部屋割奮闘中

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         相談に応ずる中小企業診断士P05_02.jpgのサムネール画像

 

 

 ◎「中小企業総合展2010 in Tokyo」へ出展

 20101110日(水)~12日(金)の3日間、「中小企業総合展2010 in Tokyo」が、東京ビックサイトにおいて開催されました。今回は、「未来をみつめ、明日につなぐ。あっぱれ中小企業」と題して、全国の 中小企業・ベンチャー企業が、自ら開発した製品・技術・サービスの展示を行いました。出展した中小企業は、販路開拓の重要な手段として展示会に参加しマッチングを行っています。P06.jpg

 東京支部は、中小企業診断士の役割として展示会の内容を中小企業経営者にご紹介する必要があることと、出展社や来場者への経営相談を行って中小企業診断士の存在をPRする目的もあり、例年、支援機関コーナーにブースを出展し、能力開発推進部と広報部が運営・相談にあたっています。

 

【来場者数】

 3日間の「中小企業総合展」への来場者数は47,004名で、2009年の来場者46,437名と同様に盛況でした。「ベンチャーフェアJapan」および「第13回産業交流展2010」が同時開催されており、例年の同時開催が浸透し、相乗効果により来場者も増加しています。

 

【主催・後援】

 主催は、独立行政法人中小企業基盤整備機構であり、後援は経済産業省中小企業庁、関東経済産業局、都道府県等中小企業支援センターのほか、中小企業診断協会を含め、中小企業関連団体の17団体です。

 

【開催内容】

 今回の展示ブースの構成は、従来の各種中小企業支援施策の認定中小企業ごとのコーナーから刷新し、業種ごとの11の出展区分となっています。ベンチャー企業関連、部品・材料・製造技術関連、新エネルギー・省エネルギー関連、環境・都市環境整備関連、情報通信、ビジネス支援関連、人材・教育関連、住宅・土木・建築関連、生活文化・福祉関連、流通・物流関連、食品・医療・バイオ関連の区分です。633社が出展し、製品や技術・サービスのPRを行っており、ビジネスマッチングイベントとして賑わいを見せていました。

 「中小企業総合展」と「産業交流展」の違いは、「中小企業総合展」は全国の中小企業者が一堂に会しますが、「産業交流展」は関東圏のみの中小企業者が参加していることです。

 

【特別講演・パネルディスカッション】

 会期中、特別講演として、1日目は、「伝えていますか?経営者の志」(公認会計士 平林亮子氏)、2日目は、「中小企業の資金調達術」(金融コンサルタント 中村 中氏)が開催され、"ビジネス環境がいいと言えないこの時代に、経営者と従業員が一体となり理念やビジョンを共有することや、中小企業の資金調達術"についての講演がありました。

 パネルディスカッションとしては、①「中小・ベンチャー企業の活力とIPO~日本再生の鍵とは!」と題して、今回、中小機構・証券市場連携の相談コーナーが設けられた全国5証券取引所の取組み紹介や、②「商:Kansai」と題した関西の文化・商習慣と魅力の紹介、③「真の価値創生~世界で評価される中小企業~」と題して、グローバルな活躍を行う経営者を交えたパネルディスカッションが開催されました。会場にも今回は、中小機構をはじめ7カ国の海外支援機関による海外展開スクエアが新たに設置されました。

 

【出展企業のビジネスマッチング】

 今回、出展社同士のビジネスマッチング機会の提供の場として、説明したい企業を募り、1日目と2日目の1700以降に会場で開催されていました。

 

【来場者が選ぶ「ベストプレゼンテーション賞」の表彰】

 今回も、「印象に残った企業」、「展示がよかったブース」、「説明がよかったブース」を来場者に投票してもらい、最終日に結果が発表されるベストプレゼンテーション賞が実施され、優秀賞7社、このうち最優秀賞1社、審査員特別賞1社が選ばれました。

 

【東京支部ブースでのPR活動】

P07.jpg 東京支部のブースでは、初日のオープンとともに、診断協会の案内チラシを各出展社ブースへ配布し、診断協会のPRに努めました。東京支部のブースへは約40数名の方が来訪され、このほかに相談件数も21件ありました。

 東京支部のブースでは、新しく製作したポスター『相談して良かった。中小企業診断士』を掲示しました。従来の文字中心のポスターだけでは見過ごされてしまいがちでしたので、注目度アップを目的に作成しましたが、今回のPRに役立ちました。

 今回は、出展した中小企業が例年より多く、支援機関のブースは、いずれも周辺部に設置されていましたので、来場者へのPRに工夫が必要でした。

 

 

産業交流展2010に出展

 1110日から12日までの3日間にわたって、「産業交流展2010」が、東京ビッグサイト東2・3ホールで開催されました。

P08_01.jpg 今年も昨年と同様、通路を挟んだ東5・6ホールで(独)中小企業基盤整備機構の主催する「中小企業総合展2010inTOKYO」との同時開催でした。

 「産業交流展2010」は、東京都と関連の諸団体で構成される産業交流展2010実行委員会が主催するもので、その目的は中小企業者の販路開拓による受発注の拡大、企業間連携の実現、情報収集・交換などのビジネスチャンスの拡大を目指すものであり、今年で13回目を迎えました。

 今年は、昨年と同様に「情報」「環境」「医療・福祉」「機械・金属」の4分野に分かれ、合計571社が出展、行政機関や海外からの参加も含め総数では857のブースとなりました。

 開催期間中の来場者数は53,585人(開催事務局調べ)で、昨年度の実績62,774人より9,000人強の減少となっております。

 今年の目立った特徴などを含めて、その概要を以下に報告いたします。

 

. 業種別出展状況

  今年の業種別出展者数571を業種別に分けますと、P08_02.jpg「情報」130「環境」124「医療・福祉」80「機械・金属」237の合計571社で、昨年の580社と比較すると全体で7社の減少で、特に情報系が23社減であり、一方「医療・福祉」は9社増となりました。

 昨今の厳しい景況打開へのためか区や市などによる出展支援が目立ち、常連の墨田区や中野区などのほか、今年は港区からの情報系各社の出展が目立ちました。

 

.特別企画

 交流展では、「特別企画・同時開催イベント」がありますが、開催初日の「東京都ベンチャー技術大賞表彰式」では、ノミネートされた12企業の中から機能性食品開発の(株)ユーグレナが大賞に決定、石原都知事より表彰を受けました。

 その他、例年開催の「首都圏テクノネットP09_01.jpgワークゾーン」「東京デザインマーケット」「中小企業魅力発見」のほか、「特別企画」としては、「ANMC21・アジアゾーン」「全国低炭素社会推進ゾーン」が   開催されました。「ANMC21・アジアゾーン」は13日から横浜市で開催されたAPEC首脳会議もあってか、「東京・アジア月間」記念事業として海外からの出展も目立ち、特にベトナムをはじめ、フィリピンやタイなど東南アジア諸国の出展が目立ちました。

 

3. 診断協会ブース

 従来は支援機関のブースは一カ所にまとまった形で出展してきましたが、今年は支援団体も各業種別に振り分けられ、私ども東京支部のブースは「環境」ゾーンの一角に出展しました。ちなみに、(財)東京都中小企業振興公社は「医療・福祉」、東京都中小企業団体中央会は「情報」ゾーンでの出展でした。

 開催初日の午前中に、当日担当の能力開発部と広報部のメンバーが手分けして出展571社の全ブースを巡回し、今回のフェア用に作成したリーフレットを配布、診断協会のPRに努めました。このリーフレットの表は中小企業診断士・診断協会の紹介ならびに支部のブース案内、裏面には支援業務の案内を載せた内容となっています。

P09_02.jpg 支部ブースには、開催初日の午前には三宅都議会議員が秘書とご一緒にご挨拶に見えられ、城南支会の小黒支会長が応対されました。

 期間中のブースへの来場者数は48名、相談件数は中小企業診断士受験の相談も含め11件で、企業や創業準備中の個人から、創業準備、販路開拓、資金調達、さらには経営革新や新連携等の相談のほか、中小企業支援での提携、投融資先の紹介依頼など多岐にわたりました。

 今回、一部ブース内展示用の大判ポスターの更新を行いましたが、引き続きポスターおよび無料相談の案内等については、今後さらなる検討・改善の必要があるように思われました。