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2018.01.25
第6回国際交流会開催報告

城西支部 国際部 中川 卓也

201802_18_1.jpg 12月9日に開催された東京協会国際部主催の国際交流会は51名の参加者を迎え、大盛況となった。今回のテーマは「地域経済におけるインバウンド需要開拓」で、第一部はお二方の講師による講演、第二部では7グループに分かれ、外国出身のゲストを囲んで活発な議論が交わされた。
 1人目の登壇者であるマルカス氏は20年前に来日され、現在は株式会社グローバルトレードリソーセズの代表取締役として、インドから日本へ進出する企業や反対に日本からインドに進出する企業へのコンサルティング・人材紹介など、さまざまな支援をされている。「インドの経済発展と女性視点によるビジネスの可能性」と題した講演では、女性の地位が低いと言われるインドでも多くの著名な女性経営者が輩出されているほか、日本人女性も起業しており、女性の視点がビジネスの可能性を広げる鍵になるとのご指摘があった。また在インド日系企業も2017年10月時点で1,305社に上っており、ぜひ百聞は一見にしかずの精神で訪印して欲しいと強調された。来日後、立川談志流に入門された異色の経歴を持つマルカス氏のお話は、ユーモアを交えた大変興味深い内容であった。
 続いて、公共空間設計の専門家で英国の建築事務所での勤務経験をお持ちの鈴木美央氏が登壇された。「マーケットからまちを変える!」と題した講演では、英国のマーケットや現在支援されている日本のマーケットを事例に、マーケットが持つ力やマーケットの果たす役割についてお話しされた。マーケットには、大きな建築物ではなし得ない地域経済の活性化や住民生活の質の向上、環境負荷の軽減など、都市の魅力を大きく向上させる可能性がある、との興味深い内容であった。
 第二部では、参加者、講師、7名の外国出身ゲストが7つのグループに分かれ、インバウンド対応で起業する際の留意点や診断士の支援ポイントについて活発な議論を交わした。最後に各グループの外国出身ゲストから議論結果について発表があった。その内容は外国人の接遇、Webの利用、ハラル問題などであったが、外国出身者の目から見たさまざまな課題が含まれており、大変参考になった。
 本交流会は第一部の講演、第二部のディスカッションを通して、内容の濃い大変有意義なものであった。201802_18_2.jpg

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