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2018.12.27
新年のごあいさつ

一般社団法人 中小企業診断協会
会長 米田 英二

 3p-米田会長.jpg新年明けましておめでとうございます。東京協会の会員の皆様におかれましては、つつがなく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、旧年中に賜りました協会事業へのご協力に対して、心から感謝申し上げます。
 昨年は、明治維新150年という近代日本の節目の年であり、本庶佑教授のノーベル医学生理学賞受賞や「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録、スポーツ界での日本人選手の活躍など、晴れがましいことが多くあった一方で、日本国内の多くの地域で地震、台風や豪雨などの自然災害が立て続き、影響を受けられた方も多いのではないでしょうか。本年が穏やかな年であることを願ってやみません。
 今年は、今上陛下が4月30日に退位されるとともに、現皇太子殿下が新天皇に即位され、平成最後の年という大きな節目となります。国内外に代替わりを示し、次の時代の始まりを印象づける重要な祝賀行事が立て続くものと思われます。
 今年の干支は「己亥(つちのとい、きがい)」。成熟した組織が、次の段階への飛躍のため、人材育成や設備投資、財務基盤を固めるなど、外に向けての活動ではなく、内部の充実を心がけるのが良い年と言われます。
 さて、現在、日本経済が置かれている状況は、緩やかな回復基調が続いているものの、思うに任せぬデフレ脱却、少子高齢化に伴う人口減と国内市場の縮小、深刻な人手不足などの懸念材料が多々あり、10月には消費税の増税が予定されています。中小企業・小規模事業者は、引き続き厳しい経営環境に直面しています。多様化する中小企業・小規模事業者の課題への対応について、事業承継をはじめ、ITの利活用や生産性向上、働き方改革などの国の施策についても、幅広い知識と能力を有する中小企業診断士に対する期待がますます高まっております。この期待に応えていくためには、中小企業診断士一人ひとりが、いっそうの自己研鑽を通じて診断実務における品質を高めることが必須となります。
 本年、当協会は創設65周年を迎えますが、ここを通過点として、中小企業診断士のブランディングに引き続き注力するとともに、組織的に会員診断士の能力開発の機会を増やし、将来に向けて地道に人材育成を図ることが必要と感じております。東京協会におかれましても、将来の発展に向けて真の実力を蓄えるべく、ご協力をお願いいたします。
 それでは、本年の皆様方のご多幸とますますのご健勝、ご活躍を心から祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

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