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2018.12.27
TOKYO SMECA 知恵袋 診断士としての商品価値を上げる~頑張れ独立診断士~

能力開発推進部

TOKYO SMECA 知恵袋 診断士という商品をプロデュースする No.6

1.資格を取得してから価値に差がつく
 今回の連載「診断士としての商品価値をあげる」が生まれた背景には、周囲から社会的評価を得たい、という診断士の動機があるようです。診断協会が2010年に実施したアンケートによると、診断士資格取得の動機は一位が「自己啓発」、二位が「社会的評価を得るため」となっています。
 自己啓発は当人が「啓発された」と満足すれば十分ですが、「社会的評価」を得るには、相手から評価してもらう必要があります。さらに商品価値があがる(高まる)というのは、多くの場合、他の商品より高い価格を相手から支払ってもらえるような状況のことです。
 どうも、診断士資格を取得された方の多くが望む高い評価・価値は、実は資格取得のみでは不十分で、取得後の取り組みによって、診断士の間には、社会的評価・商品価値に差が生まれているようです。
2.顧客と競合を具体化して商品企画する
 ここでは貴方の価値が高いことを、顧客から「あっち(競合)におカネを使うより、もっとこっち(貴方)におカネを使おう」と意思決定してもらえることとします。
 診断士資格取得者は、従業員としてさまざまな企業内で働く方が多く、独立した場合も、多種多様な働き方が存在します。そして、どの働き方であっても、診断士という商品(貴方)には、購入・利用を決定する人(顧客)と、その対価を貴方に支払わなかった場合の他の使い道(競合)があります。
 たとえば民間企業からフィーをいただく場合であれば、数多くある費用(販管費)の使い道として、貴方が提供するサービスの費用対効果が高いこと(その様に社長さんなどが納得すること)が重要でしょうし、企業組織内で働く場合であれば、貴方の上司が、ある業務を遂行する選択肢(部下の誰か、新しく雇う、外注する、IT化する、など)の中で「この位の給料で、この人(貴方)に仕事をしてもらうのが良い」と納得することが重要でしょう。
 このように、「こんな業務を十分高い費用対効果で遂行します」という商品またはサービスの企画・提供を貴方自身について行う、いわば商品プロデュースの視点を持つことで、貴方が取得した診断士資格が、貴方の価値向上につながっていくと思います。
3.独自の価値を提供して差別化する
 独立した診断士の中には、費用対効果を訴求するために低価格戦略を取る方がいます。ここで診断士という商品をプロデュースしましょう、というのは、安易な安売りを目指しましょう、ということではありません。貴方という商品またはサービスに尖った機能をもたせる、魅力的なパッケージングを施す、丁寧なサポートによって口コミを喚起する、といった独自の価値を提供して、貴方自身を差別化していきましょう、ということです。

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