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2019.04.27
【TOKYO SMECA知恵袋】診断士としての商品価値を上げる ~頑張れ独立診断士~

能力開発推進部

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 【TOKYO SMECA知恵袋】診断士としての商品価値を上げる~頑張れ中小企業診断士~も今回で8回目の掲載となります。第8回は、支援機関の仕事に関わりをもつ方法をお届けします。

1.どのような仕事があるのか
 都内各地には商工会、商工会議所をはじめとするさまざまな支援機関がありますが、ここでは東京商工会議所(東商)を例としてお届けします。東商は、さまざまな経営相談メニューを用意しています。まずは、どのような仕事があるのかを知りましょう。東商が企業に専門家を派遣して、経営診断や課題解決支援を行う専門家派遣制度があります。企業から東商の経営指導員等が相談を受け、その内容に応じて専門家が指名されます。経営支援を実施する具体的な制度として中小企業活力向上プロジェクトネクストやエキスパートバンクと呼ばれる専門家派遣、小規模事業者の事業承継や創業予定者の支援拠点であるビジネスサポートデスク(23区内に4ヵ所)からの派遣などがあります。
 また、東商では、さまざまな分野の相談窓口を開設しています。診断士は経営改善・創業・経営革新・助成金・事業承継・IT活用・広告宣伝・店舗運営などの専門家として対応します。窓口相談では毎週決まった曜日を担当することが多く、小規模事業者持続化補助金の申請書受付など臨時の窓口業務もあります。ほかにも、東商ではさまざまなテーマで多くのセミナーを開催しており、得意分野がある診断士はセミナー講師のチャンスもあります。

2.支援機関との関係の作り方
 東商などの支援機関は、これらの経営支援やセミナーを実施するために診断士を探しています。その際、信頼できる診断士や協会・支部に紹介を依頼することがよくあります。ニーズに合った人を選ぶためや、企業支援の実績が豊富な人材を新たに見出すためです。協会・支部・研究会・地域の診断士会などで日頃の活動を通して「人柄」や「得意分野」を周囲に覚えてもらうことが肝要です。また紹介を受けた時にすぐに対応できるように、最新の経歴書と得意分野のコンテンツを整えた企画書を用意しておきましょう。協会・支部からの推薦を得るためには「協会のキャリア情報データベースに登録を行うこと」と「協会や支部の活動で名前を売ること」が重要です。専門家登録した人だけに募集が案内されることが多く、応募者から選抜されるには名前と顔を覚えてもらっている方が有利です。
 支援機関のイベントや協会のセミナーなどで職員の方と直接知り合う機会があれば関係づくりに生かしましょう。自己紹介で自分の得意分野を簡潔に伝えると、その分野の専門家を探している場合には仕事に発展する可能性があります。また、会話の中で、ニーズを探り出して、それに沿った企画を提案することも有効です。最後に、自分から企画を売り込む際に注意したいのは、先方の都合を気遣うことです。アポなしの訪問や長電話は迷惑になりかねません。

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