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2021.01.01
新年のごあいさつ

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一般社団法人 東京都中小企業診断士協会

会長 松枝 憲司


 新年明けましておめでとうございます。
 会員の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 旧年中に賜りました協会事業へのご協力に改めて感謝申し上げます。
 昨年は、年初より新型コロナの感染が世界的に拡大し、それまでの生活が一変した年でした。東京協会としましては、春先の緊急事態宣言以降、都内行政窓口の相談支援や休業協力金申請の事前確認など、東京都の要請に従い全面的に支援事業に協力いたしました。
 個人的には、100年前のスペイン風邪流行当時の人々の恐怖感を感じ取った一方で、人の移動制限により半ば強制的に開始されたリモート会議など、オンラインをベースにした事業活動がいつの間にか当たり前の風景となり、10年後の世界も同時にやってきた感じがして、タイムトラベルを経験したかのような思いがいたしました。
 さて今年はなんと言いましても、一刻も早くコロナ感染拡大が収束することを願うばかりですが、東京協会としましては「東京協会活動のニューノーマルの定着」をテーマとして取り組んでまいります。これはコロナ感染対策である新生活様式の遵守にとどまらず、一昨年より開始したeラーニング、昨年導入したZoomベースのリモートによるイベントの開催などにより、1名でも多くの会員の方が協会活動やイベントに参加しやすくすること、そして全会員を対象に診断士活動に必要な情報の提供を目的として導入したkintoneなどの新たなツールを駆使することで、すべての会員の皆様にサービスを届けていくことを目標として取り組んでいくものです。東京協会に入会しているからこそ接することができる情報の充実を図るとともに、会員へのサービスのいっそうの向上に努めてまいります。
 次に、協会のビジョンとして掲げている「社会貢献事業の積極的推進」につきましては、令和3年度より本部と支部を併せて具体的な事業展開を図ってまいります。とくにコロナ禍において苦戦している地域の事業者の皆様の経営支援を行っていきたいと考えております。そして、このような事業を通じて会員が事業者の方と直接触れ合う機会を増やすことにより、地域社会に貢献するとともに、事業者の方に中小企業診断士を知ってもらうことで知名度も上げていきたいと思います。多くの会員の皆様の参加をお願いいたします。
 また昨年は、協会の収益事業の積極的な受託と着実な実施のために、組織の改編と事務所の拡大など協会の基盤整備を重点的に進めた結果、支部も含め受託事業が大幅に増加いたしました。今年も従来に増して、行政、支援機関、金融機関および他士業との更なる緊密な連携・提携を推進して中小企業の支援事業に取り組んでいく所存です。
 当面はウィズコロナの状況ではあると思いますが、会員の皆様およびご家族にとりまして今年が良い年になりますよう心よりご祈念申し上げます。

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202101_02.jpg一般社団法人 中小企業診断協会

会長 米田 英二

 新年明けましておめでとうございます。
 昨年は、思いもよらぬ新型コロナウイルスの感染拡大のため、自粛を余儀なくされ、何かと不自由な一年でした。そのコロナ禍にもめげず、東京協会の会員の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと思います。
 しかしながら、まだまだ感染拡大が心配されます。感染予防には引き続き、くれぐれも十分な注意を払われるようお願いいたします。また、改めて旧年中に賜りました連合会事業へのご協力に対して、感謝申し上げます。
 ところで、世界各国では、感染拡大に伴う緊急事態宣言やロックダウンによる「自粛経済」の影響で、景気後退が深刻化しております。1930年代の大恐慌と比較して「21世紀の大恐慌」の到来が懸念され、日本経済も世界経済も、回復には相当な期間が必要との見通しもあります。日本人一人ひとりの自覚と覚悟により、この国難を乗り越えていくことができるものと信じております。
 日本の多くの中小企業・小規模事業者は今、深刻な局面に立たされております。ウィズコロナの時代が、数年あるいは十年単位で継続される恐れもあり、飲食、宿泊、観光などの接触型の産業は、長期的に需要が減少すると見込まれます。多くの中小企業が事業構造改革を余儀なくされるとともに、テレワークやデジタル・シフトなどで日本の産業構造が大きく変わる可能性があります。
 私ども中小企業診断士の社会的な使命は、中小企業・小規模事業者に対して的確な経営改善計画を策定し、その実行を支援することを通じて日本経済の発展に寄与することです。日本経済を活性化させる原動力は中小企業であり、日本の雇用の約7割を占め、高齢者雇用の受け皿としての役割も果たす中小企業の衰退は、国民生活を揺るがす大問題です。今こそ中小企業診断士の力量が問われていると思います。
 コロナ禍の中で多様化する中小企業・小規模事業者の課題対応について、事業承継をはじめ、デジタル・シフトによる生産性向上、働き方改革および強靭化などについても、幅広い知識と能力を有する中小企業診断士に対する期待がますます高まっております。この期待に応えていくためには、中小企業診断士一人ひとりの一層の自己研鑽が求められます。
 当協会としては、中小企業診断士のブランディングに引き続き注力するとともに、組織的に会員の資質と能力開発の機会を増やし、将来に向けて地道に人材育成を図りたいと思っております。東京協会におかれましても、将来の発展に向けて真の実力を蓄えるべく、ご協力をお願いいたします。
 今年の干支は「辛丑(かのと うし)」。我慢をして耐えることにより、粘り強さと誠実さが磨き上げられ、これから発展していく前触れになる年と言われます。新型コロナウイルスを克服し、日本の将来の礎を築く年となることを心より願っております。
 それでは、本年の皆様方のご多幸とますますのご健勝、ご活躍を心から祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

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